飽き性個人的ゲーム感想

飽き性ゲーマー(自称)が最近やったゲームの個人的感想とかを飽きるまで書いていくサイトの引っ越し先。ゲームの攻略情報とかはありません。えっちぃゲームもやるから18歳未満は帰ろう!

2016年02月

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こんばんは。
今回の記事はいつもの感想や紹介記事ではなく、少しNaval Actionの攻略関係の事について触れたいと思います。
と言うと、前の記事でも触れた通りこのゲームにはチュートリアルがありません。ただでさえいろいろ複雑なゲームなのに、ゲームを始めたと同時にカリブ海にポンッと放り出されて、日本語wikiもないし(追記:ごめん今確認したら何か出来てた!!)何が何だか分からなく途方に暮れた船長も多いと思います。

今回はNaval Actionを購入してみたはいいが、何が何だか分からない…っていう方の為に、まず何をしたらいいかについてのプレイガイドを書いていこうと思います。

1.ゲームを始めよう!
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ゲームを起動するとまず、こういう鯖選択画面に入ると思います。
ここは自分の好きな鯖を選べばいいのですが、「実際どれが良いの?」っていう人の為に、軽く各鯖の特徴をご紹介します。

・PvP One Eu
EU鯖です。人が一番多く、コンクエスト(港の所有権をかけての、国vs国の大艦隊戦)も多く回っています。pingは環境にもよりますが250~330程。Naval Actionは戦闘スピードが遅く、ping280とかでも十分戦える為、日本人も多いです。
欠点はやはりpingをどうしても気にしちゃう人にはちと高いping。良くも悪くも人が多くて、ミッションなどへの敵勢力の乱入やPvP戦は他鯖よりも多いです。現状日本人クランもEU鯖に一番多いので、pingを気にしなければこちらでありかもしれませんね。

・PvE One USA
PvE専用のUSA鯖です。pingは180くらい。
他プレイヤーに攻撃を仕掛けたりする事が出来ないPvE専用鯖となっています。といってもこっちには入った事ないので詳しい事は分からない!(ごめん!)
絶対に他プレイヤーに邪魔されたくない、他プレイヤーに攻撃を仕掛けられたくない戦いたくないって人はここがいいかも。

・PvP Two USA
USA鯖です。pingは180くらい。
pingがとても快適ですが、EU鯖と比べると人が少ないのが難点。というかあっちが多すぎる。
日本人はこちらとEU鯖に多く生息しています。
日本人ゴールデンタイムだと2月6日現在に200~400人程度。アメリカ人ゴールデンタイムに800~980人程度かな?ちなみにEU鯖は日本人ゴールデンタイムでも2000人超えてる。すげぇ。
pingを気にする人はこっちかも。賑やかな方が良いならEU鯖。

・PvP3 Eu mirror
PvP oneがあまりにも人が多くて、極稀に満員になるから避難所の為に作られた鯖。
日本人の場合はその場合はUSA鯖があるから、あんまりここは選択肢に入れなくていいかも。

こんな感じですね。
ちなみに鯖ごとにデータは共通なのかというと、「船を操るのに必要なランクのみ」引き継がれます。
つまりお金や船は各鯖ごとに違うという事ですね。
共通にしてくれると好きな時に好きな鯖選べて楽になるのになぁ。

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さて、鯖を選んだら今度はキャラクリエイトです。ouka kawaii botっていうのは俺だから、新規プレイヤーの方は何も書いてないはずです。
まずはCreateをクリックしましょう。
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すると、名前と所属を決める場面になります。
名前は好きに決めちゃいましょう。でも下ネタとかちょっと歴史的にまずいワードとか入れてBANされても知らないからね。そもそも設定できるのか知らんけど。
さて、ここで一番大事なのは所属です。
このゲーム…「同じ勢力の人としかフレンドになったり同じ艦隊を組んだりして遊ぶことが出来ません
別の勢力になった時点で殺し合うしか道がないのです。悲しいですね。
なのでフレンドと一緒に遊びたい場合は絶対に所属は合わせましょう。

オススメの所属…日本人の多さで言うと「グレートブリテン」つまりイギリスですね。
steamのコミュはTL等を見ていても、イギリスが一番日本人が多いです。日本人クランもイギリスにありますしね。
次点で多いのはフランスと海賊ですかね…。海賊は他勢力共通の敵感あって、最悪複数の所属を相手にする羽目になるので注意しましょう。公式からも海賊は難易度ベリーハードと言われています。

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さて、キャラクターも作り、スタートを押すと、この早期アクセス感満載の画面になります(多分ここから何をしたらいいか分からなくて挫折した人が一番多い)
ここは港です。船の修理やカスタマイズ、クラフトや買い物、そしてミッションの受注や戦闘に出かける事が出来ます。

では、まずは戦ってみましょう!
「このゲーム、船のロストあるって聞いたけど大丈夫?怖いんだけど…」って方もご安心ください。
一回沈んだくらいではロストしません。それに初期船は0ゴールドです!ロストしても無料で買い直せます!(なので安心して撃沈されてください
という事でレッツバトル!

…と、その前に、戦うにしても積んでおいた方が良い物があります。
リペアキットです。これは戦闘中に損傷した船の応急処置に費やしたり、洋上での船の修理に使います。
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ホーム画面右下、画像の赤で囲ってある部分…これがリペアキット購入ボタンです。
ここをクリックし、一番右までグーンとスライドしてリペアキットを満タンまで積んじゃいましょう。
初期船のベーシックカッターの値段や修理、リペアキット代は無料です。気にせず満タンまで。
confirmを押して確定させるのも忘れずにね。後、当たり前だけど初期船を抜けたらリペアキット代かかるからね。

ではリペアキットを積んだところで早速バトル!
…といっても「PvP戦で細かいことは良いからまず戦ってみたい!」って方と「まず最初はNPCとか相手にしてみたいな…」って方がいると思います。
ぶっちゃけ、どっちからやってもいいです。なので二通り紹介しようと思います。
「まずは対人戦でやりあいたい!とりあえずは戦闘だ!」って方はこのまま2に。
「NPC戦で慣れてみたい!」って方は少しスクロールして3に進んでください。

2.PvP戦でまずはプレイヤーとやりあいたい人へ
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上のタブからミッションを開きます。
その中にSmall Battleってやつがあると思います。ここが開いてたらクリック。開いてなかったら少し待ってください。
これはwotやwows、AWでいうランダムマッチ的なアレです。ただ、このゲームのそういうモードは闘技場形式になっており、5分に一回(多分)にSmall battleが開く形式となっています。
のんびり待ちましょう。
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入れたら、このような画面になるはずです。
さて、ここでも4分程人を待ちます。プレイヤーが増えていくのを見ながら、のんびり待ちましょう。

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4分くらい経つと今いる人数で強制的にマッチングされ、戦闘が始まります。
このモードのチームごとの国籍はごちゃまぜとなっています。
人が均等にならない場合は、船の戦力値で強い船がいる方を少なく、弱い船がいる方を多くとなるか、少しランクの高い船に乗ったCPUが入ります。
カウントダウンが終わると戦闘開始です!幸運を!
戦闘方法については、「ミッションでCPU戦がしたい!」って人へのミッション紹介が終わったら書きますので、下にスクロールして4まで飛ばしてね。

3.ミッションでCPU戦がしてみたい!
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まずは上のタブキーをクリック。
すると右の方にゴールドと経験値が書いてあり、REQUESTってあるのが並んでますね。
これがミッションです。とりあえず表示されちゃってるのは全部受けちゃってみましょう!
無事に受注が完了したら、画面上の緑色のボタン、SAILを。これで出港します。
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ようこそ!夢とロマンと冒険(と無法地帯)の海、カリブ海へ!画像の港が違ったり船がベーシックカッターじゃないのは勘弁な!

さて、「海に出ちゃったけど大丈夫?襲われたりしない?」って不安になるかもしれませんが、大丈夫です。
初めの港はその国の勢力圏のど真ん中のはずです。
周りにいるプレイヤーは全員自分と同じ勢力のはずだと思います。(稀に何か別の所属のプレイヤーいるけどな。怖いよ)
基本的には同じ勢力の仲間に喧嘩を売られることはないと思います。
なぜかって、そこの勢力圏の中で、仲間に喧嘩を売ると、その周りの同じ所属の人達にフルボッコにされることを覚悟しなければならないからです。
それにみんな大体自分の事で忙しいしね。わざわざ本拠地目の前で、同じ所属の初心者を、船を失う覚悟でぶっ叩きに来る人なんていないって。
まぁ「ほとんどいないってだけで中には物好きな人がいるかもしれないけど…、万が一殴られても俺に文句を言うのやめような!

では、Mキーを押してみてください
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カリブ海の海図が出たと思います。ドラッグとかスクロールで移動やズームが出来るよ。
その中に剣が交差してるマークがあるのが確認できると思います。
それがミッションの位置です。このゲームにはGPSなんて便利な機能はないので、自分が出港した港から、オープンワールド画面右下のコンパスを見て、目的の場所まで移動しましょう。地図画面から戻るにはMキーね。
多分最初のミッションはこんなに遠くには出ないんじゃないかな。
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さて、航海していると剣が交差するマークが見えて、クリックするとadmiralty orderって書いてある者が出たと思います。
Enterっていうのが出たらクリックしたら戦闘画面に移ります。Enterが出ない場合は遠すぎますので近付きましょう。
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注意してほしいのは、同じ剣マークでも、このようにクリックして、グレートブリテンvsパイレーツとか、vsってついてるのは違います。ミッションではないです。
これはそこで他のプレイヤーが、別勢力や海賊と戦っているって事です。
これについて、つまり助太刀の方法はまた今度の記事で説明します。今は自分のミッションをやりましょう。

Enterで入ったら、目の前に海賊旗(海賊勢力なら民間船旗)を掲げた船がいると思います。
それが今回のミッションの相手です、思いっきりぶっ放して沈めちゃいましょう!

戦闘が終わったら、勝ったらミッションマークがあったところから、沈んじゃったら最寄りの港まで戻されていると思います。
勝った場合は、船を修理しちゃいましょう。small battleとかのモードは自動で修理してますが、ミッションやオープンワールドでの遭遇戦はダメージが蓄積していきます。
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オープンワールドマップ左上に、このようなマークがあるのを確認できるとおもいます。
これの一番上、船のマークをクリックしましょう。
するとリペアってあるので、それで船を修理します。一度で直り切らない場合もあるので、その時は複数使っちゃいましょう。
近くの港に寄港して、船を修理する方法もあります。初期船はそんなことしなくてもリペアキットが0円で無料、港の修理も無料なので損傷について心配いらないですが、初期船から別の船に乗り換えると、一々リペアキットを消費していたらお金に負担がかかるので、港に行って修理した方が安上がりです。

では、次で戦闘に移ってからについて説明します

4.戦闘について
このゲームの戦闘はいろいろ複雑です。が、最低限撃ち方さえ覚えておけばとりあえず戦えます。
「とりあえず最低限の戦い方を教えてくれ!後は感覚で覚える!」って方向けに、とりあえずこれを覚えていれば戦えるよっていうのを書いておきます。
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撃ちたい方向に向かって右クリックで照準、そこから目視で合わせて左クリックで射撃です。
左下のあるのが船がいま向いてる方向と風向きです。
これさえ覚えておけばとりあえず戦えます。

ただし、覚えておいて欲しいのが、左下の船の向きなどが示されている所の円、ここが青く染まっていったら要注意です。
浸水しているって事なので、慌てず騒がず8キーを押してください。それは水を掻きだしたり開いた穴を応急処置でとりあえず埋めたりするのを優先にするキーです。
ゆっくり直っていくので、左下の青が完全になくなって、左上の自分の船の損傷状態が見れるところの数字に赤い所がなくなったら、6キーで速度重視か、7キーで攻撃重視に切り替えておいてください。

8キーを押して待っても直らない?それは損傷が大きすぎて水を掻きだしきれてないor乗員が死に過ぎて掻き出し要員がもういません。
5のリペアを押して、リペアシップを押しましょう。それでも無理なら天に祈りつつ最後の瞬間まで戦うんだ。
small battleじゃないなら逃げる方法もあるけど、それについてはまた今度の記事で書くね。(でも、そこまで浸水した時点で逃げるのはもうだいぶきつい…)

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small battleにせよミッションにせよ、終わるとこういうリザルト画面に入ると思います。
ここでは稀に敵が何かドロップすることがあるので、Unassiqned lootっていうのに何かあったら、とりあずholdかUpgradesの入りそうな場所にぶち込んで、戻されないのを確認したらExitでおk。違いについては追々の記事で。

以上がsmall battleやミッションの経過です。これで一先ず戦う事が出来ます。
まずはこれでランクやお金を稼ぎましょう。といっても、ここに挙げたのはあくまで一例です。
「初めから戦闘なんてしたくないよ…とりあえず貿易とか造船したい」「とりあえず探検だ!」って言う方は、それも良いと思います。これからしなきゃいけないなんて決まったルールはないので、好きな事をするのが一番です。
貿易や商船の拿捕については後日また記事にしますね。この記事が、カリブ海で何をしたらいいのか混乱してしまった船長達に、少しでも助けになると嬉しいです。


それでは、最後に戦闘画面について、少しだけ詳しく書いていきます。
情報量がやや多くなりますので、覚悟してください。
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1.自分の船の情報。
損傷情報等が見れます。基本的に青いのが残っていれば残っている程良い。
Leakって書いてあるのは水が入ってきてる個所。ここに数字が1とか2とか増えたら なるべく早く8キーを押して描き出しや応急処置、5のリペアを使いましょう。

2.残り時間
見ればわかるね。

3.相手の情報
自分が今エイムしてる相手の情報は多少知る事が出来ます。
船のマークが黒く染まっている所は損傷個所。portは敵の大砲数。0になってるのはリロード中、数字が増えたら要注意。
sailsは帆。穴が空いたりすると下がっていく。機動力も落ちていくよ。crewは乗員数。減るとリロード速度とか航海時の機動性と、浸水した時の掻きだしが遅くなったり出来なくなったりする。

4.風向きと自分の船や帆の向き
後は自分のcrew数や帆の状況が見れます。
風に逆らって動くときは、風上に真っ向から直線に逆らって動かないで、船を少し風の吹いてくる方角から傾けて移動しよう。斜めにね。

5.弾
弾の種類を変えます。
左舷の大砲や右舷の大砲を手動で買えます。
ballは普通の砲丸。敵の船体に穴をあける為に使いますね
Chainはチェーン弾。帆を切る為に使います。機動性を下げる目的。
Grapeっていうのはぶどう弾。これは乗員を損傷させるための弾。
状況に合わせて切り替えていきましょう。使い分けの状況が、分かんなかったらBall撃ってれば良いと思う。
ぶどう弾…拿捕するときくらいしか使わないんだよね俺。

6.リロード
その名の通り、リロの状況
他ゲーより遅いからのんびり待とうね、

7.乗員配置とリペア
乗員をどこに重点的に配置するか切り替えます。
6のsailingは帆とか。まぁつまり航海重視。
7のGunneryは攻撃重視。リロード速度とか大砲の精度がちょっと良くなるよ。
8のsurvivalは水を掻きだしたり船に応急処置を施したり。これを知らないとすぐ死んじゃうよ。勿論、survivalに切り替えてる最中はリロードとかすっごい遅いから注意ね。弾込める人達を掻きだしや修理要員に動員してるって事だから。
9のBoardingは白兵戦重視。つまり移乗攻撃するときに重要です。敵の船に乗りこんだり船上で戦う時しか使わないかな…
5のリペアはリペアキットを使って船を直したり帆を直したり。すぐには直らない上に全部直る訳じゃないから注意ね。
リペアの欄の一番右は、3の自分の情報のところで、rudder, pump,magazineのところが赤くなっていたら使うよ。

8.射程と射撃範囲
画面真ん中の赤い線でおおよその射程を調整するよ。
海の上に白く薄くなってるのは射撃範囲だよ。ここに敵が入ったら撃とうね。

・一発ずつ撃つには
一斉に掃射するのではなく、一発ずつ撃ちたい場合にはスペースキー。
敵の距離が遠い場合、このスペースキーで一発撃って、shitキーで望遠鏡をのぞいて、着弾地点を確認してから微調整とかもありだよ。

・撃つ順番の調整
Vキーで前から順に撃つか、後ろから順に撃つか、ランダムに撃つか切り替えられるよ。
敵の進行方向に合わせて使って行こう!

画面右下にあるのはミニマップ。Mキーを押すと戦闘マップを見る事が出来るよ。
戦闘画面でだけ、自分の位置が表示されるよ。
味方とぶつからないように気を付けよう。勢いよくぶつかると高確率で浸水するよ。


戦って何度も沈みながら、戦闘のコツと合わせて、ゆっくり覚えていくと良いです。
初めは当てるのも結構難しいかもしれませんが、慣れです。案外慣れると結構当たるようになりますよ。
このゲームは戦闘にしろ移動にしろ、何をするにもゆっくりで、時間のかかるゲームです。
なので焦る必要なんてないです。のんびりコツや戦闘を覚えて、のんびりゆっくりやっていきましょう。

最後に
このゲームはまだ早期アクセスなので、2016年2月6日現在から仕様が変わる可能性は十分にあり得ます!
注意してください!


とりあえずはこんな感じで良いかな?
それでは今回はこの辺で、次の記事までバイバイ!  

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いろいろ一段落はしました。後は卒業出来れば…って感じです。

こんばんは。
今回は一部で話題になった帆船による海戦がテーマのオープンワールドマルチプレイゲーム、Naval Actionの早期アクセス版の個人的感想…というか紹介記事を書いていきます。

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時代は帆船時代のカリブ海。
プレイヤーは英国、フランス、スペイン、オランダ、スウェーデン、デンマーク、アメリカ、そして海賊のどれかの勢力に所属し、夢とロマン、そして冒険のこの時代を、カッター船などの小型船からフリーゲート艦、戦列艦といった大型の帆船まで自由に操り、生き抜いていきます。

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戦闘はお手軽と言ったわけではなく、ややシミュ寄りな感じとなっております。
このゲームにはHPはなく、敵を倒すには砲丸を当てて敵の船体に穴をあけ、浸水させ沈めるか乗員を全滅させなければなりません。(戦車ゲームに例えると、wotよりWTに近いという感じですね)

照準も画像一枚目のように敵との距離を見て目視で射程を調整し、当てなければなりません。大砲に射界はほぼないので船側等を船自身を動かし、敵に向けて撃ちます。砲丸の射程距離は風向きにも影響される為、一発撃って着弾地点を望遠鏡で確認。微調整して再度発射などのテクニックも必要になります。

風向きも大きく左右し、風上に向かうと船は大変遅くなるか、完全に止まってしまいます。逆に風下に沿って動かせば船は早くなります。
舵を切ってもすぐ曲がる訳ではないので、風向きを意識して動く事も非常に重要です。なので第二次世界大戦系等の海戦ゲームと違い、同行戦も非常に発生しやすくなっています。

他にも砲丸で敵の船体に穴をあけ、チェーン弾で帆を切り動きを鈍らせ、ぶどう弾で敵の乗員を倒したり、船を横付けし移乗攻撃を行ったり、乗員の配置を装填重視から航海重視、浸水した水を掻きだし船体に空いた穴に応急処置を施し塞ぐ等、いろいろ複雑です。波の高さなども戦闘に絡んできて、波が高くなって船の位置があがり、大砲があらぬ位置に飛んでいったりもあります。

少なくともこのゲームでガンガン弾が当てれるようになるには多少の慣れが必要でしょう。おまけに船はすぐには沈まないので、7vs7以上のPvP戦だと一戦30分以上かかることも多いです。対戦人数の最大は25vs25なので、それらはもっと時間がかかります。

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このゲームはオープンワールドMMOであり、戦闘マップ以外では広いカリブ海を自由に航海できます。
ここでの挙動は戦闘マップとは違い、船の動きもやや軽くなっております。
ですがマップは本当に広く、航海にリアル時間1時間~2時間かかる事も多いです。 
各勢力ごとに港を持っており、ここの勢力圏ごとにそこの所属のプレイヤーやNPCが行動してたり、よその所属の艦隊がバトルしてたりします。

このマップでは船の売買や修理やカスタマイズ、クラフト、貿易を行ったり、NPCやプレイヤーと戦ったりミッションを行う事が出来ます。
PvE鯖以外では自由にプレイヤーやNPCに喧嘩を吹っ掛ける事が出来て、仕掛けられると戦闘マップに即移行します。(敵に吹っ掛けられたとして、嫌でも強制移動となります)
近くにいるプレイヤーは自由にその戦いに参加する事が出来、自分と同じ所属のプレイヤーが援軍に加わってくれたり、逆に敵の援軍が増えたりすることもあります。
一応戦闘から逃げることも出来ますが、敵から離れて、撃たれないで1分40秒経たないといけません。

また、このシステムにより貿易を行っていても、その貿易品や船を狙って海賊や他勢力のプレイヤーに攻撃を仕掛けられることがあります。万が一敵に拿捕されるとその中の貿易品は全て奪われてしまいます。救済処置はありません。高い金で貿易品を買ったとしても全て敵の物です。
護衛なしで海賊や他勢力圏にある港、特にプレイヤーが多い地域に貿易に出るときは注意が必要でしょう。NPCの傭兵を雇ったりして時間稼ぎしてもらうと良いかも。

このゲームにはロストの概念もあり、船にそれぞれ耐久性が設定されていて、その数撃沈されるとなくなってしまいます。
雇った傭兵も一定数撃沈されると消滅してしまいます。船は高くて、クラフトするにも材料がたくさん必要なので撃沈されすぎに注意が必要です。ちなみに一番上の戦列艦の耐久性は1のようです。一度撃沈したら終わりです。シビアな世界デスネ……

また、マップの移動も、自分の位置がマップに表示されるなんて親切な物はありません。プレイヤーには地図が一枚とコンパスが与えられます。これで目的地まで航海しましょう。
一度、遭難するととても長い時間がかかります。俺道に迷っちゃって陸地が見えるまでリアル時間3時間かかった事もあります……

このように戦闘は弾が当てにくく、様々な要素が絡み合い戦闘時間も長く、撃沈は船のロストに繋がる。
オープンワールドでは様々な勢力達が争いあい殺し合い、物資を奪ったり奪われたり、港を奪ったり奪われたりする夢とロマンの世紀末(帆船時代だけど)です。

正直、今のお手軽でやりやすいゲームを好む日本ではあまり流行らないかもしれません。中々にシビアで、ニッチなジャンルのゲームだと思います。
ゲーム内チュートリアルがないのも、シビアな理由に拍車をかけてる。いきなりカッター船でカリブ海に放り出されるから「……何すればいいの、これ」って人が続出してる。求むチュートリアル。

でも、 その時代や帆船が好きな人には、確かな魅力は存在します。タッキングしながら風上に進む帆船、帆船同士の同行戦での大砲の撃ちあい、被弾し辺りに飛散する木材、貿易品を奪いに来た海賊との戦闘、満点の星空の下、航海する帆船。
そういった物にロマンを感じたり、あの17世紀頃の帆船で思いっきり撃ちあいたい、フリゲート艦や戦列艦に乗りたい!仲間と一緒に艦隊戦がしたい!って人には是非やってみてほしいゲームだと思います。
 
この時代に興味ない、帆船よりもド級戦艦!帆船はあんまり…、お手軽な奴が良い、あまりゲームに時間がかけたくない、急いでやりたいって人にはあまり合わないかもしれません……

ちなみに帆船は大好きだけどMMO要素は興味ないなぁ…って人には一応プレイヤーとの戦闘だけ出来るモードはあります。
でもそれだとお金を貯めるのにも時間がかかり、船もあまり買えなかったりするので、MMO要素もあんまり切り離せないかもしれませんね……その手の人は動画とか見て購入するか決めた方がいいかも?

最後に
このゲームはまだ早期アクセスです。
この先ここに書かれている、2016年2月3日の内容から変化する可能性もあります。
注意してください。


steamでの発売価格は4499円となっております。→(販売ページはこちら!
それでは、今回はこの辺で。
次の記事までバイバイ!


NA7
乗りあげたぞ!このまま敵を海に押し込んでやる!
NA8
うわあああああああああああああああああああ!

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